植物に肥料をあげすぎるとどうなるの?肥料やけや与える時期に注意!

植物肥料
毎年、寒い時期になると植物を枯らしてしまう方が多くいらっしゃいます。

そのなかで、枯らす原因のひとつとして「肥料のやり過ぎ」が挙げられます。

肥料は植物にとって必要なものではありますが、やりすぎもNGなんです。

今回は、植物と肥料についてご紹介します。

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植物に肥料をあげすぎるとどうなるの?

植物にとって肥料は「食事」のひとつ。水と光が主食だとすれば、肥料は「おかず」のようなものです。

主食だけでは他に必要な栄養分が補えないし、おかずばかりでは元気が出ない。といった感じです。

特に寒い季節の冬場などは、植物の多くが休眠期に入ります。この休眠期に、パッと見「元気がないな。」と判断してどうにか復活させようと肥料を与えすぎてしまい、冬の時期に枯らしてしまう方が多くいらっしゃるのです。

休眠期とは?

休眠期とはその植物にとって適さない環境の時に一時的に活動を停止する期間のことです。動物で言うと、クマなどが冬眠に入っている状態と似ているかもしれません。

一年草の場合は、種の状態で休眠期に入り、球根植物や宿根草(しゅっこんそう)の場合は、地上部分を枯らして球根や根だけの状態で休眠期に入ります。

このように休眠期に入ったときの状態は、植物の種類によって様々です。また、すべての植物が休眠期に入るわけではなく、休眠期に入らない植物もあります。

休眠期に入っていても、植物は寒い季節にじっと耐え一生懸命に乗り越えようとしっかりと生きているのです。

植物が休眠期の時期は、生育が止まるので、水やりも控えめにし、基本的には肥料を与えることはしません。

「元気がないな。」と過度に肥料を与えてしまうと「肥料やけ」という状態を引き起こしてしまいます。

植物の肥料やけとは?

植物の根は、肥料が濃すぎたり、多すぎたりするとうまく吸収できなくなります。

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速効性の化成肥料を多く与えたり、濃い液体肥料を与えると土の中の肥料濃度が高くなり、根の中の水分が奪われ、根がしなびて枯れてしまうのです。この状態を「肥料焼け」といいます。

この「肥料焼け」の原因は「浸透圧」の現象が根や土のなかで起こっているようなものなのです。

土の中の肥料濃度が高まることで、それを薄めようとして土と隣接する根の中の水分が土に出ていってしまい、水分を奪われた根は、みずみずしさを失い、しなびた状態で枯れてしまうのです。

この浸透圧の原理を理解できずに、肥料を与えることでどういうことになるのかが理解できず、結果枯らしてしまう方が多くいらっしゃいます。

植物に肥料を与える時期に注意!

肥料の理想的な与え方は、少しづつ、こまめに与えてあげることです。

決して一気に与えたり、肥料に明記されている基準以上の量を与えてはいけません。

また、植物は、水分など少々不足しているほうが大きくはならないものの健全な根の状態は保てます。

肥料も同じで与え過ぎるよりも不足気味の方が元気な場合も多くあります。

植物に肥料を与えるのは生育期!

生育期はぐんぐんと生長する時期で養分をたくさん吸収しますので、生育期には少しづつ、こまめに与えてあげます。

休眠期は、養分を吸収しませんので肥料を与えることは基本的にはしません。

この与える時期を間違えないように気を付けましょう。

特に初心者さんの場合は、冬の時期に生長が止まり元気がないように見えることで、肥料をいつも以上に与えたりしてしまいます。

まずは自分が管理している植物の休眠期を把握し、元気のない原因が休眠期ならば、休眠期が過ぎるまで過剰な手入れはしないよう心掛けましょう。

また、休眠期以外で生育不良の原因は、栄養不足ではなく、水の過不足や根詰まり、栽培環境が適切でないといったものがほとんどですので、肥料を与える前にまずは他の原因を考えたりするようにしましょう。

まとめ

植物が元気がないな。と思ったら、まずは、肥料以外の対処法が行えるようにしましょうね。

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